常陸國總社宮

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3月特別御朱印。日本武尊と山高神代桜

※令和3年3月24日追加更新

肌寒いながらも春らしい日差しが感じられる日が多くなってきました。

茨城県を含め、各地で緊急事態宣言が解除され、お出かけになる機会も増えていることでしょう。各自が感染症対策に努めて、安全な外出を心掛けましょう。

さて、3月の特別御朱印のご案内です。

~3月の特別御朱印はヤマトタケルノミコトと山高神代桜を表現しています。~

【日本武尊】ヤマトタケルノミコトは『古事記(倭建命)』、『日本書紀(日本武尊)』、『常陸国風土記(倭武天皇)』とその名が記され、蝦夷討伐の東征の折、常陸国内を巡幸されたことから、現在の茨城県には多くの神話や伝承が残されています。当宮は隣接する国指定史跡常陸国府(国衙)跡の南側に位置し、境内には日本武尊が腰を掛けられたと伝わる「神石」がございます。その時代、神石のある小高い丘の上から見渡す風景は筑波山と霞ケ浦、豊かな実りが広がる関東平野を望んだことでしょう。

【山高神代桜】同じく東征の際に、日本武尊が立ち寄り御手植えされたと伝わる「山高神代桜」が山梨県北杜市の実相寺境内にあります。樹齢2000年近いエドヒガンザクラで、福島県の三春滝桜、岐阜県の淡墨桜と並ぶ三大巨桜の一つに数えられる老木であり、大正時代には国の天然記念物第一号に指定されています。平成25年、桜守として活動され崇敬の念厚い、市内在住の田島學氏により、日本武尊の御縁深い当宮へ、神代桜の実生苗木が奉納、植樹されました。同年は氏子崇敬者の青年達が当宮への神明奉仕や次世代の育成を理念とする「氏子青年ひたみち会」が結成された年でもあり、未来を担う若者たちへの贈り物にもなりました。未だ花をつけない若木ですが、御朱印に描いたような桜花がいつの日か咲くことを願い、今後の成長が楽しみです。

(※3月23日におよそ7年半をかけて初めて開花を確認しました。)

山高神代桜、およそ7年半かけて初の開花!

ご参拝の皆様には、不自由や心配が多い日常の中で、希望で明るい未来と春の訪れを感じていただける御朱印となれば幸いです。

※初穂料 1枚500円。3月1日(月)から授与を開始します。和紙に浄書、押印したもの(書置き)を授与しています。通常の御朱印はお手持ちの御朱印帳に直接お書入れ致します。※初めての開花を祝し、4月も授与を延長いたします。用意数は若干数ですので、無くなり次第予告なく終了しますことをご了承下さい。

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