常陸國總社宮

神職日記|4人が語る、神様と暮らす日々。

3Dプリンターを買いました。
とはいっても神社で購入したわけではなく個人的に買ったものです。
最近では2,3万円でちゃんと動くものが買えるからすごいですね。

冒頭の写真は案(あん)を3Dプリントしたものです。

1/12スケール。手に乗るサイズです。

実物との比較。

案というと一般的にはアイディ~アのことでしょうが、神社では神様へのお供え物を置いたり、玉串を置いたりする木製の台。それを案(あん)といいます。

3Dプリンターというと何でも立体化可能と思う方もいるかもしれませんが、プリントが簡単な形と難しい形があります。また、元となる3Dデータが必要なので、それも自分で作るかどこかから探してくる必要があります。

その点、この案は四角形だけでできるのでとても簡単!(実物は面取りされていたり細部に凝ろうと思えば凝れるのですが)。厚みもしっかりとれるし、置いたときの安定感もプリント時の満足感に繋がります。

毎日のように見ているものでも、いざ作るとなると細かいところの寸法を測ったり、つなぎ目がどうなってるか気になったり注意深く観察するようになります。3Dプリンターのある生活は、身近なところに新しい視点を得られるという意味でも刺激的だと思います。

 

 

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