常陸國總社宮

神職日記|4人が語る、神様と暮らす日々。

腱鞘炎の右手で、グラスパーとハイタッチ

中高通じて弱小バレー部に在籍していたのだけれど、財産と呼べるのは腰痛くらいのもの。今や往時のラリーポイント制を知る人も少なくなり、現行ルールにはついて行けそうもなく、ハイキューも未見な私である。

バレー部とは言っても練習の大半をバスケットに費やしていたので、魂はバスケ部。でも独学だからドリブルは右手でしか出来ない。そんな45歳の私が子供の少年バスケの行事で「親子試合」に出るとどうなるのか。

もちろん、腰痛は再発。膝も痛み、目も痒み、果ては手首も痛い。彼岸に祭標(仏教で言う塔婆)を書いていた時にはもう痛かったから、多分そのせいではない。むしろ亡くなった祖母の遺品を整理しまくっていたからかもしれない。でも家の片付けで腱鞘炎って聞いたことない。今は整形外科でもらった手首サポーターを見て、スケバン警察のような、プロボウラーのような気持ちでそっと手を見ている。

そんな私だが今日はまたもやライブに行ってきてしまった。世界的ジャズピアニスト、ロバート・グラスパーのライブである。場所はビルボード横浜。

ジャズとは言ってもグラスパー氏のジャズは、セロニアス・モンクとか、ビル・エヴァンスとかとは違う。(そう言うのももちろん好き)。ピアノというかキーボードがRobert Glasper(ロバート・グラスパー)、ベースがBurniss TravisⅡ(バーニス・トラヴィスⅡ)、ドラムがJustin Tyson( ジャスティン・タイソン)。そこにDJ Jahi Sundance(ジャヒ・サンダンス)が加わったカルテット。(というのか)なので、ヒップホップ的なグルーブが加わっているのですね~。

聴いたことない方はこのあたりからどうぞ。

予約した席はステージ向かって左手、前から5列目くらい。
ピアノ/キーボードの方々はステージ中央に向かって弾くから基本、お背中を拝見している感じなのは上原ひろみさんの際と同様。しかし、ひろみさんもグラさんも正面向きに別のキーボードを配置していて時々正面を向くので、こうなると結構近いところで見ることができます。


一人席が連なるカウンター的なポジションで、お隣の女性はかなりハイペースで生ビールを連投しておられました。私は帰りに運転する必要があったのでノンアルでしたが。

いやあ良かった。仕事早退して一人横浜まで来た甲斐があった。

ちょうど席の目の前が花道になっていて、開演時とインターミッション時にグラさんが目の前に!そして終演時にはなんと、我々が座っていた列のみ、グラさんとハイタッチ(彼は立っていて私たちは座っていたのだけど)するチャンス!もちろんしました!

グラさんのジャズパワーで、右手の痛みもやわらいだ(ような気がする)夜でした。

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