10月も後半となり、各地で菊関連の展示が近づいてきています。今年も去年に引き続き、これまでになかったような暑い夏となり、菊の栽培環境としては厳しい気候だったようです。この時期に至っても夏日猛暑日があったりと、菊を作っている人はまだ気が抜けない状態ではないでしょうか。
さて私はここ数年11月には菊関連の展示を見に行くようにしており、今年も見てみたい菊展示の場所がいくつか候補に上がっています。
ひとつが那珂市にある一乗院の菊まつりです。
一乗院には日本一の毘沙門天があり、境内では菊花展だけでなく、フリーマーケットなど様々な催しが行われています。花の寺と紹介されることもあるお寺で四季桜など他にも見どころが多くあるようです。お寺の菊まつりが初めてなのもあって今のところ一番刺激を受けられるのではと期待しています。
普段あまり遠出をしない身としては、水戸の向こう側はやや遠いですが、ごく近くのところはだいたい行き尽くしてしまっていますので今年は水戸方面に狙いを定めていきます。
水戸方面に行くならば、水戸市植物公園の菊花展も候補です。展示だけでなく菊の生け花、クイズ、ワークショップなども行われているようです。總社宮の園遊会にも参考にできればと期待しています。また、毎年小菊鉢の無料配布も行っているそうです。苗や鉢の配布は話には聞いたことがありますが、実際には見たことがないので先着順が終わらないうちに行けたらと思っています。
さらにスケジュールに余裕があれば、ひたちなか市民菊花展も見に行きたいところ。こちらも例年多くの菊が出品されるようです。昨年は会場近くの建物の外壁塗装工事で規模が縮小されたという情報もありますが、今年は元に戻っているとすればかなり見ごたえがありそうです。
菊まつりは11月でも前半に集中しています。前述のように暑さで咲くのが遅れていそうなのが気がかりですが、なるべくたくさん廻れればと思います