常陸國總社宮

神職日記|4人が語る、神様と暮らす日々。

菊日記9 種から育てる

暖かくなってきました。4月なのに夏を予感させるような日もありましたね。

去年から育ててきた菊の鉢はにょきにょきと伸び始めてます。寒いうちは全く変化がみられませんが、勢いがつくとあっという間に茂ってくるようなイメージがあります。

さて、菊を増やす際は主に「挿し芽」をいうことをします。葉と茎の一部分を切って土に挿しておくと、そこから根が出て成長していきます。そうやって増やしていくのですが、じゃあ種では増えないのかというと、花が咲くので当然種もできます。

「そういえば菊の種ってみたことないな・・・」と気になって調べたのですが、枯れた花が茶色くなってしおれたところにできるそうです(普通だな)。挿し芽で増やすのが一般的なのにも理由があるのでしょうが、せっかく菊をあつかうなら種から育ててみるのもおもしろそうだと思いました。

しかし去年は花がしおれたらすぐに切り取って捨ててしまっていたので、種を取ろうと思っても時すでに遅し。ということでどこかで売ってないかと探したところ・・・。

小菊の種が売っていたので買ってみました。大菊ではないですが、菊経験としてはまずは小菊でもいいこととしましょう。

砂粒のような小さい種が100個くらい入っています。3月から5月の間に撒くと良い、ということでちょうどいい季節です。

こんな感じに小さなポットに土を入れ、100箇所ぐらい種を植えました。果たして菊の芽は出るのでしょうか。

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