常陸國總社宮

神職日記|4人が語る、神様と暮らす日々。

NegiがKoiしたマンガ遍歴①

今年連載開始40周年を迎える手塚治虫先生のマンガ『陽だまりの樹』について書こう!と思っていたのに、「お知らせ」にしっかり書かれているので、ドアノブの赤表示を目の前にして途方に暮れる気持ちです。

http://sosyagu.jp/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/945.html

そのため今回は私のマンガ遍歴と題して、表題そのままにつれづれしたいと思うのであります。なお、①と思わせぶりに記したのは決して計画的に連載しようとかいうことではなく、途中で書き疲れたら②にすればいいやという安直かつ怠惰な気持ちの表れであったりなかったりします。

記憶に残っている「集めていたマンガ」の冒頭に位置するのは、今年42歳になる私としては揺ぎ無く『聖闘士星矢』であります。

http://saintseiya-official.com/

週刊少年ジャンプらしいバトルものですが、ギリシャ神話をモチーフにした素晴らしい作品です。最近続編が出ているのでご存じの方も多いはず。

幼少期の記憶とは恐ろしいもので、『鬼滅~』のキャラ名などは全然覚えられなかったりするのに、『聖闘士』の「セイ」くらいを脳裏に浮かべただけで、ペガサス聖矢だとかドラゴン紫龍だとかのキャラ名が、それこそ流星拳の如く脳内に炸裂します。

ちなみに聖闘士は「セイント」と読むわけですが、「本気」と書いてMAJIと読む茨城魂を持つ私としては、この言語感覚に今もなお、打ち震えます。聖衣(クロス)、聖域(サンクチュアリ)、星雲鎖(ネビュラチェーン)……まさにOh!Myアマテラスです。

なお、宮司(父)が昔、広末涼子さんの「MajiでKoiする5秒前」という楽曲を目の前にして、「めいじでこいする…」と読んでいたことを思い出し、是非氏子さんと情報を共有したいと思っています。これは私が高校卒業後、Maji大学に一時的に在籍していたことと無関係ではないと思います。にしても広末さんの楽曲を作詞した竹内まりやさん(!)も素晴らしい言語感覚ですね!

『聖闘士星矢』最初のコミックスシリーズ最終巻が1991年の発売なので、私の脳内記憶とも合致します。玩具メーカーさんの策略にもしっかりハマり、フィギュアシリーズもいくつか持っていました。が、その後、MajiでTabiする大学生となった私にも、聖なる影響は尽きることはなく、ついにギリシャに上陸することになりました。

イギリス留学中の夏休みだったと記憶しているので、2002年の頃。イタリアのフィレンツェで短期のイタリア語の語学留学を終え、イギリスに戻る前に「いっちょう船でギリシャに行ってやるか!」と急に思い立ち、多分レパブリカ広場のあたりにあった書店でミシュラングリーンガイドの「Greece」と、イタリア語=ギリシャ語辞典のポケット版を買って、バーリ港かブリンディシ港(どっちだっけ?)に列車で向かったのでした。

このNegiさんのギリシャ紀行は思い出しつつ書いたら結構面白いような気がしてきたので、今後のお楽しみということに致します。

しかし聖闘士星矢にこれほど影響された私なのに、実際の星座が全然覚えられないのは一体どういう訳なんでしょうか……。

 

ページ上部へ戻る