3月ぶりの菊日記です。
總社宮では10月の園遊会に向けて、昨年から菊を育てています。
7月から8月にかけては最終的な鉢に菊苗を植えかえる時期になってきます。昨年はこの時期に苗を購入して育て始めましたが、今年は苗作りから始めています。
前回の日記では、去年は菊作りの難しさを感じる前に終わった、と書きましたが、苗作りに関しては個人的には好きな作業でした。菊は伸びている頭のところを切り取ると、脇から新しい芽がにょきにょき生えてくるので、みるみるうちに鉢が茂っていくのが見ていて楽しいです。
7月後半には、伸びた菊から100本ほど採って挿し芽をしましたが、苗として使えるものがそのうち何本くらい残るか…。初めてだとそこらへんの具合も不明なままです。
切り花用の菊などを栽培しているところでは、何万本という単位で挿し芽をするという話を聞きますので、100本ぐらいならまだまだ楽しい作業といえるでしょう。神社や自治体によっては菊苗を配布する、なんてことをやっているところもあるみたいなので、苗がうまく作れるようになったらそういうのも面白いかな、などと考えています。
とはいえ、まずは今年の菊をうまく咲かせることができるかが先。10月までのお楽しみです。