常陸國總社宮

神職日記|4人が語る、神様と暮らす日々。

菊日記5 偵察編

總社宮の菊まつり、總社園遊会が先日11月14日で今年の全てのプログラムが終了しました。これまでブログの菊日記でお伝えしてきた神社で育てた菊は・・・咲くには咲きましたが、菊栽培家の人のものと比べると葉っぱも小さく背丈もまちまちだったり、きれいな形に開かなかったりとまだまだ改善の余地ありでした。とはいえ時期的には丁度いいくらいのタイミングで花が咲いてくれてその辺は自然の摂理に一安心というところです。

さて、この時期は各地で菊まつりが行われており、私は何箇所か菊の偵察に行ってきました。總社宮の近くで菊まつりの有名所といえば、笠間稲荷神社。この付近の菊栽培家はこぞってここの品評会に出品します。

笠間稲荷神社大鳥居前。鳥居は新しくなりましたが、神社の全体的な印象は子供のころ来たときのままです。

傘が飾ってありました。

オリンピックの菊人形がいたり。

付近の小中学生が栽培した菊も飾ってあり、門前町まで菊がずらっと並んでいます。

 

同行した家族が言うには、昔に比べて小菊が増えてにぎやかになってるとのこと。

小菊もいいですよね。来年は種類も増やして總社園遊会をもっとにぎやかにできればと思います。

一通り見終わると、老舗のいなり寿司屋さん「二ツ木」でいなり寿司を買って帰りました。すごい甘さの美味しいおいなりでした。(写真を撮るのを忘れた)

時期的に早めに訪れたため、品評会は審査が行われる前でしたが、仮にも1年間菊を育てた後に来ると見るべきところが多くて楽しい偵察になりました。他に東京の新宿御苑にも菊を見に行ったりしたので、そのことはまたブログに書こうと思います。

 

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