前々回、11月の日記に笠間稲荷神社の菊まつりを偵察してきたことを書きましたが、もう一箇所、新宿御苑にも行ってきました。日付としては11月8日。菊花壇展の開催は11月1日から15日。見頃は12日ごろだったそうなので、見頃の少し前に見に行ったことになります。
私は新宿御苑の周辺、明治神宮や千駄ヶ谷のあたりには何度も行ってましたが、新宿御苑の中に入るのは初めて、というかどこら辺にあるのかもよく分かっていませんでした(有料の公園であることも知りませんでした)。
神社で行っているような菊まつりと大きく違う点は、一般の人などが育てた菊を集めて展示しているわけではなく、新宿御苑の職員が育てた菊のみが飾られているところ。整然と並べられた大菊や一株から数百輪の華を咲かせた大作りなど、なかなか見られないような大掛かりな菊が展示されています。
以前の日記でマンガに出てきた菊として紹介した、江戸菊もありました。これの実物が見たいというのも新宿御苑に来た目的の一つだったため、満足です。
解説を見ると、菊は上屋(囲っている建物)との調和も鑑賞のポイントであるとのこと。ただ雨を避けているわけではないのです。それが屈指の日本庭園の中にあるのですから、新宿御苑でしか味わえない見ものであると言えるでしょう。入園料を払った甲斐があるというものです。
今回は菊目当てだったので、ほとんど日本庭園だけしか回りませんでしたが、新宿御苑には他にも気になるところが色々ありました。また東京に来たらぜひ寄りたいところです。