梅雨もいつの間にか明け、急に暑くなりました。茨城県は晴れの日が続き、外にいると日差しの強さに危険を感じるくらいです。
これまで菊日記で書いてきたように神社で育てている菊は11月の園遊会に向けたものなので、当然その頃咲くものを育てていますが、菊にも色々な時期に咲くものがあります。園芸店やホームセンターに行くと7月咲、8月咲、9月咲のように、「この苗はこの月に咲く菊だよ」と表示されて売っているのです。
よく知られているものでは電照菊など、人工的に光の当たる時間を変えて時期をずらすという方法で育てられたものがありますが、そういうものとは違い自然の日照時間の中で通常と違う時期に咲く菊があるわけです。
1年に1回だけ開花の時期を経験するより、時期をずらして何度も咲いたほうが菊経験を多く積めるのでは?と今年は7月咲のスプレー菊の苗を一つ買って育ててみました。摘心が済んでいるので、何もしなくても枝分かれして花がいい感じにつくよと書かれていたので、鉢に植え替えて肥料と水やりだけして、どこも切り取ったりせず他の菊と一緒に育てております。
そして7月も終わりの時期となりましたが、どんな状態かといいますと・・・
確かに咲いてるけど満開ではない感じですね。苗についてた写真のように様々な色の菊が混ざっていてきれいです。
笠間稲荷の菊まつりで見たスプレー菊のように上から下まで花が咲いているような状態を期待したのですが、下の方が咲くのは8月になりそう。もう少し時間がかかるようです。今からでも支柱を立てて少し形を整えてみようかと思います。