總社宮では平成26年から毎年10月、11月に「總社園遊会(そうしゃえんゆうかい)」と題しまして、菊まつりを行っています。
總社宮の社紋は菊。毎年9月15日に行われる、神社で最も大切なお祭り「例祭」は、以前は9月9日菊の節句に行われていました。
園遊会では毎年、地元の養菊家の皆様に菊をご奉納いただき、境内が彩られるのですが、昨年の園遊会では「ひとつ自分たちでも育ててみるか!」と神社の職員と、氏子青年ひたみち会で菊作りに挑戦しました。
初年度の結果としては、かなりの「苦戦」でした。個人的な感触としては、「難しいと言われる菊作りの難しさを感じる前に終わった」という感じです。
さてそんな菊ですが、11月に咲き終わった後はどうなったのか。
菊は地面より上をちょん切っておけば、冬の間根っこが生き延びてまた来年育てられる、と聞いていたので、そうやって放置しておりました。
写真は今年1月ごろの菊鉢の様子ですが、昨年花が咲いたものに関しては、ちょこんと小さく芽が出ています。菊は生命力が強く、冬の間かなりの低温でも生き延びるそうです。
ここ数日暖かくなってきて、見てみるとその芽も冬の間と比べるとだいぶ大きくなっています。
今年はどう育てるかなあ~と自分にとっては初めてな形で春の訪れを感じています。